中古マンションの契約時に、何かトラブルが起きてしまわないかと心配している方は多いのではないでしょうか。
そのような方は、事前に契約時に起きやすいトラブルについて知っておくことで、事前に対策ができます。
そこで今回は、中古マンションの契約時に起きうるトラブルとこのようなトラブルの対処法について説明します。
□中古マンションの契約時に起きうるトラブルとは?
*契約の一週間前までに契約時の費用を払わないと契約できない?
まれに、契約時の費用を事前に支払わないと契約できないと言ってくる業者が居ます。
契約時の費用と言うと、敷金、礼金、仲介手数料などかなり高額になってしまいますよね。
契約時の初期費用を事前に支払う義務はないため、貸主と契約までの手続きをしっかりと調整すると良いでしょう。
*損害賠償保険に入らないと契約できない?
契約の条件として、借家人賠償責任保険などへの加入が義務付けられている場合は、該当する保険に加入しないと契約ができません。
ただ、加入する保険の種類に関しては不動産会社に従う必要はありません。
そのため、ご自身で保険の内容をきちんと把握したうえで、どの保険に加入するか決めると良いでしょう。
□中古マンションの契約時のトラブルに効果的な対処法とは?
中古マンションの契約時に起きやすいトラブルを防ぐための事前の対策としては、2つの方法が挙げられます。
1つ目の方法は、契約内容を入念に確認するという方法です。
契約書などの書面には、どういった約束事がされていたのかきちんと記載されているため、内容をしっかりと確認しておきましょう。
2つ目の方法は、記録をとるという方法です。
話し合いをする際には、話し合った内容をきちんと記録しておきましょう。
記録を書面として残しておくことで、ご自身で後から確認できますし、相手との共有も可能です。
また、トラブルが起きた際にはトラブルの経緯を記録しておくと、あとから役に立つ可能性が高いでしょう。
このような事前の対策をしていてもトラブルが起きてしまった場合は、第三者や専門家などの各種相談窓口に相談するようにしましょう。
中古マンションの契約の際に起きたトラブルは、当事者だけで解決するのは非常に困難です。
専門家などに相談して、専門的な知識を駆使したアドバイスを得ることをおすすめします。
□まとめ
今回は、中古マンションの契約時に起きうるトラブルとトラブルの対処法について松本市の専門業者が説明しました。
トラブルが起きてしまうのを未然に防ぐためには、契約内容の確認と話し合った内容の記録が非常に重要です。
万が一トラブルが起きた際は、専門家などに相談して解決のためのアドバイスを得るようにしましょう。