コストの安さから、中古マンションに興味がある方は多いでしょう。
しかし、購入の際の想定外の手数料や税金によって資金計画が狂ってしまうことがあります。
そこで本記事では松本市にお住まいの方に向けて、中古マンションの購入によって一体どれくらいの初期費用がかかるのかを解説します。
□中古マンションを購入する際にかかる初期費用はどれくらい?
中古マンションを購入する際にかかる費用は場合によって異なりますが、一般的に物件価格の5から8%ほどだと言われています。
2500万円の中古マンションを購入すれば、諸費用は125万円から200万円程度の初期費用がかかることになります。
□中古マンションを購入する際に初期費用を0円にする方法とは?
中古マンション購入時にかかる初期費用を0円にするために必要なのは以下の3つです。
・フルローンを組む
・諸費用ローンを利用する
・仲介手数料が安い不動産会社を探す
*フルローンを組む
まず、フルローンを組むことが必須条件です。
フルローンとは、頭金が0円でローンを組むことです。
ただ、フルローンを組むには金融機関の厳しい審査を通過する必要があります。
フルローンが拒否されたり、減額承認されてしまうと、初期費用を0円にするのは不可能になります。
*諸費用ローンを利用する
次は諸費用ローンを組むことです。
これは、仲介手数料や引っ越し費用のような住宅を取得するのに関係する諸費用をローンで支払うことです。
注意点としては、住宅ローン金利よりも高くなることがある、別途手数料がかかることの2つが挙げられます。
例えば300万円の諸費用ローンを組んだ場合、その300万円は住宅ローンとは別のローンになります。
そのため、住宅ローンとは違う金利になることも多いですし、別で手数料がかかるケースもあります。
*仲介手数料が安い不動産会社を探す
仲介手数料も諸費用ローンで支払うことが可能ですが、諸費用ローンの借入額を抑えるために、仲介手数料が安い不動産会社を選ぶことをおすすめします。
最近では売主からしか仲介手数料を取らず、買主からは徴収しない不動産会社も増加してきました。
そのような不動産会社に依頼することで、少しでも初期費用を抑えられます。
□まとめ
中古マンションでかかる初期費用はどれくらいなのか知っていただけたでしょうか。
中古マンションの購入で初期費用を大きく抑えたいのであれば、「フルローンを組む」「諸費用ローンを利用する」「仲介手数料が安い不動産会社を探す」の3つを意識するようにしてくださいね。