不動産を購入する際の出費は非常に大きくなりますから、費用をできるだけ抑えたいとお考えの方は多いでしょう。
そんなときに利用できるのが補助金制度や減税制度です。
本記事では特に中古マンションの購入をお考えの方に向けて、利用できる補助金制度や減税制度をご紹介します。
□中古マンションを購入する時に利用できる補助金制度をご紹介!
中古マンションを購入した際に利用できる補助金制度には「住まい給付金」「リフォーム・リノベーション補助金」「各自治体の補助金」の3つがあります。
*住まい給付金
住まい給付金とは、消費税引き上げによる負担軽減のための補助金制度です。
所得が低いほど高い金額の補助金が給付される制度になっています。
条件を満たしていれば、最大で50万円の給付が受けられます。
*リフォーム・リノベーション補助金
リフォームやリノベーションを実施することで補助金を受け取れる制度です。
主に環境に配慮した、高性能なリフォームをすることで、補助金が受け取れます。
*各自治体の補助金
自治体によっては、補助金制度を実施しているところがあります。
住宅の購入やリフォームを実施する子育て世帯に対する給付金がメインです。
また、地方の銀行などの金融機関でローンを組むことで、補助してくれる制度もあります。
□中古マンションを購入するときに利用できる控除には何がある?
では、次に中古マンションを購入する際に利用できる控除について見ていきましょう。
代表的なものは住宅ローン減税です。
これは、住宅ローンを借り入れて、住まいの取得や増改築を行った場合に、所得税や住民税の控除が受けられる制度です。
中古マンションであっても、条件を満たせば受けられます。
控除率は0.7%で、控除期間は10年です。
主な条件は以下のようなものがあります。
・自身が居住する
・床面積が50平方メートル以上
・合計所得金額が2000万円以下
・住宅ローンの借り入れ期間が10年以上
・工事が完了してから半年以内に入居している
・1982年以降に建築している、もしくは現在の耐震基準を満たしている
□まとめ
中古マンションに関する補助金制度や減税制度をご紹介しました。
利用できる制度は「住まい給付金」「リフォーム・リノベーション補助金」「各自治体の補助金」「住宅ローン減税」の4つです。
それぞれの制度で満たすべき条件が異なるので、利用できる制度がどれなのか、チェックしてみてくださいね。
補助金制度、減税制度を利用して、可能な限り出費を小さくしましょう。