自分のライフスタイルを検討した結果、中古マンションが最もマッチしており、購入を検討している方が増えてきています。
新築のマンションと比較してコストを抑えられる点が魅力的ですが、築年数など、いくつか注意していただきたいポイントがあります。
そこで本記事ではおすすめの築年数とそのほかにもチェックしていただきたいポイントをご紹介します。
□中古マンションの築年数は何年が良い?選び方を解説します!
結論から先にお伝えしますと、築年数が20年から30年程度の物件を選ぶのがおすすめです。
その理由は主に以下の3つです。
・品確法が適用されている
・資産価値がほぼ下がらない
・大規模修繕の実施履歴を確認できる
それぞれの理由を詳しく解説していきます。
*品確法が適用されている
築20年以上の中古マンションには品確法が適用されています。
これは、2000年に制定された、住宅の品質確保の促進等に関する法律のことです。
日本では、新たに建築される建物に対して、「10年の瑕疵担保期間」「住宅性能表示制度」の2点が義務化されています。
そのため、住んでから10年間は万が一の不良や故障も無料で修繕してもらえます。
また、住宅性能表示制度によって、住宅のスペックを一目で見られるため、購入者は住宅の性能を比較検討しやすくなります。
*資産価値がほぼ下がらない
築20年以降の中古マンションは資産価値がほとんど低下しないと言われています。
そのため、仮に中古マンションを購入して20年後に手放したとしても、購入時とほとんど変わらない資産価値で売却でき、負債を抱えずに済むでしょう。
*大規模修繕の実施履歴を確認できる
築20年から30年の中古マンションは大規模修繕の実施履歴を確認できます。
そのため、物件の管理が行き届いているかどうかを簡単にチェックできます。
外観と内観が共にきれいで、設備もしっかり手入れされている状態であれば、今後も安心して使い続けられるでしょう。
□そのほかのチェックポイントを解説します!
中古マンションを購入しようとお考えの方にもう1つチェックしていただきたいのが、空室率です。
例えば、高齢者が施設に移ったせいで空室になったり、亡くなった後に相続人が入居せずに賃貸に出すようなケースが増えてきているようです。
こうなると空室が増え、管理費用や修繕積立金の負担が大きくなります。
□まとめ
おすすめの中古マンションの選び方を解説しました。
3つの理由から築年数が20年から30年の物件がおすすめです。
また、中古マンションを購入する際には、空室率もチェックして、入居後の負担を把握しておいてくださいね。