家を建てたいと思った際にまず始めることは、土地探しです。
あまり土地が出てこない地域であると、土地探しに苦労してしまうでしょう。
実は、土地が出回りやすい時期があるため、そのタイミングを狙って土地探しをしてみてはいかがでしょうか。
本記事では、土地が出回る時期や土地を購入する際の注意点について解説していきます。
□土地が出回る時期はいつ?
土地が出やすい時期は、大きく分けると年に2回といわれています。
1つは春先にかけた年初めの時期、もうひとつは初秋である9月頃です。
年初めと初秋に土地が出やすい理由は、家族行事が大きく影響しています。
どちらもその前にはお正月とお盆という大きな家族行事があります。
土地は個人で保有していることもありますが、相続などにより複数人で所有している土地も多くあるでしょう。
その場合は、誰かが土地を売却しようとしても、全員の同意を得なければ売却できません。
家族が集まって話し合いをする必要があり、そのきっかけがお正月とお盆になりやすいです。
お正月やお盆は、実家へ帰省する方が多いです。
日頃はなかなか会えない親戚が集まるタイミングであるため、土地の売却のように1人では決めきれないことに関して話し合いが進められます。
その結果、年初めと初秋は土地が出やすくなります。
□土地を購入する際の注意点
*災害に強い土地であるか確認する
せっかく土地を購入して家を建てたにもかかわらず、災害の影響で倒壊してしまうと大きく後悔してしまいますよね。
長く家に住み続けられるように、希望の土地が見つかった後には災害が強いかどうか確認しておきましょう。
例えば、地盤調査や過去の土地履歴の調査を行いましょう。
また、ハザードマップを見ることで安全な土地か判断できることもあります。
*家を建てられる土地かどうか確認する
土地を購入すればどこでも家を建てられるというわけではありません。
家を建てられる区域は都市計画区域であり、さらにその中の市街化区域です。
様々な用途の建物が混在しないように、区域が定められています。
地域によって建築できる建物の種類、用途、容積率、建ぺい率などの基準が定められており、周囲環境を知る目安にもなります。
□まとめ
土地は、家族・親戚が集まりやすい正月やお盆が過ぎた年初め、初秋に出回りやすいといわれています。
ぜひ、年初めや初秋を狙って土地を探してみてはいかがでしょうか。
また土地を購入するにあたり、災害に強い土地であるかの確認、家を建てられる土地かどうかの確認を行うようにしましょう。