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  3. 土地の境界線を知っておくとどんなメリットがある?方法を紹介します!

保有している土地の境界線についてご存じでしょうか。
もし境界線が曖昧なまま放置してしまうと、売却時にデメリットが生じたり、トラブルが生じたりする可能性があります。
土地の価値を下げないため、そしてトラブルを避けるためにも、土地の境界線について確認しておきましょう。
本記事では、土地の境界線を調べるメリットと境界線の調べ方について解説していきます。

□土地の境界線を調べるメリット

*土地を高く売却できる

土地を売却する際には、近隣宅との境界線が曖昧であると土地の価値が下がってしまいます。
さらに、土地の境界線が原因で隣人とトラブルに発展することもあるため、売却場面では土地の面積を明らかにする必要があります。

*ローンを組みやすくなる

ローンを組んで不動産を購入する場合に土地の境界線が曖昧であると、土地の資産価値が低くなりやすいです。
ローンの本審査で土地が担保として認められないと、ローンが組めないこともあるでしょう。
融資額の条件は担保評価によって決まりますが、土地の境界線に関する問題も審査へ影響を与えます。
ローン審査をスムーズに進めるためにも、境界線を明確にしておくことが大切です。

□土地の境界線の調べ方

1.法務局で調べる

法務局では、土地や建物など不動産情報が登記されています。
手数料を支払うことで、誰でも調べられますよ。

具体的には、以下のような情報を確認できます。

・登記情報

不動産の登記事項証明書、登記簿謄本といわれるものです。
土地に関しては、所在、地番、地目、地積、所有者、抵当権などが記載されています。

・地図

土地の形状や周りの土地との関係が図面化されたものです。

・地積測量図

土地の面積や境界線の位置、土地の位置関係などが記載されています。

2.測量士に測量を依頼する

測量士は、国家資格を保有する測量の技術者です。
測量士が測量をした成果をもとに事業計画が立てられ、計画通りに工事を進めるために現地の位置を明示してもらえます。

3.土地家屋調査士に調査を依頼する

土地家屋調査士も国家資格を保有しており、不動産の表示に関する登記や土地の境界を明らかにする専門家です。
資料や現地調査をもとに、境界を明らかにします。

□まとめ

土地の境界線を調べることで、土地を高く売却できる、ローンを組みやすくなるというメリットがあります。
境界線は、法務局で調べる、測量士に測量を依頼する、土地家屋調査士に調査を依頼することで確認できますよ。
保有している土地の境界線が分からないという方は、ぜひ境界線について確認しておきましょう。

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