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  3. 中古マンション選びで築年数は重要?選ぶポイントを紹介!

中古マンションの価格は、築年数によって大きく左右されます。
築年数が浅いマンションは魅力的ですが、価格が高いうえに将来的には大きく価格が下がってしまう可能性もあります。
一方で、築年数が古すぎると不安が生じてしまうでしょう。
今回は中古マンションの築年数と価格の推移や注意点について解説していきます。

□中古マンションの築年数と価格について

*築10年以内のマンション

マンションを購入する際には、中古物件でも築浅マンションを好む方が多いです。
しかし、築10年以内の中古マンションを探すとなると選択肢が狭まってしまいます。

さらに、築10年を超えるタイミングは外壁補修など大規模修繕の時期であり、修繕積立金が積み立てられている場合には問題ありませんが、そうでなければ追加で支払う必要があります。
一見魅力的な築年数の浅いマンションですが、このようにリスクも伴います。

*築20年程度のマンション

新築の物件よりも価格が下がっているにもかかわらず、購入後の価格の下落が少ないため資産価値が高いです。
マンションは新築時から価格が下がり、築20年を境に下落スピードが緩やかになります。

また、場所によっては新築時よりも値上がりしている物件もあるため、もし手放さなければいけなくなった時も安心です。

築20年の物件は、寿命を判断することも可能です。
どのようにメンテナンスがされてきたかによって寿命が左右されますが、それを確認するためには期間が必要です。
築20年程度の時間が経っていると十分に状況を把握できます。

*築30年から40年のマンション

築20年程度のマンションと比較すると、緩やかではあるものの価格は安くなっています。
メンテナンス状況も把握できるため、リスクは低いです。
ただし、銀行によって、ローンが通らなかったり返済期間が短かったりすることもあるため、注意しておきましょう。

□中古マンションを選ぶ際のポイント

・建物構造を確認する

中古マンションにおいて、マンションは配管や給水設備を必ず確認しておきましょう。
築40年から50年のマンションであると、配管がコンクリートに埋まっていたり、下の階の天井裏を通っていたりすることもあります。
配管の寿命がマンションの寿命となるケースもあるため、見学の際によく確認しておきましょう。

・空室状況を確認する

修繕積立金の適切な徴収のためには、住民が長期間住み続けている必要があります。
そのため、マンションの資産価値を守る条件として、マンションの空室率の低さが重要です。
空室率が高いと、適切に修繕積立金を徴収できず、メンテナンス状況が悪化します。
このように負のサイクルに陥ってしまうため、空室状況の確認が重要です。

□まとめ

築年数の浅いマンションは魅力的ですが、将来的に価値が下がりやすくリスクが高いです。
一方で、築年数が古いと価格は安いものの設備などに不安があることも。
物件の状況だけでなく価格なども考慮して、理想の物件を見つけてくださいね。

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