土地の売却を考える中で、どのくらいで売れるのか気になることでしょう。
買い手が見つからないと売れないため、実際に売り出してみないと分からないことではあります。
しかし、おおよその期間を知っておくことで、計画的に売却活動を進められますよ。
本記事では、土地が売れるまでの期間と適した時期について解説していきます。

□土地はどれくらいで売れるのか

土地を売るまでの期間は、不動産会社への査定依頼から引き渡し完了まで、3カ月から6カ月といわれています。
査定から価格決定までに1〜4週間、売り出してから売買契約を結ぶまでに1～3カ月、引き渡しの手続きに1〜2カ月かかります。

また、境界線が確定されていない土地であれば、確定測量のためにさらに1カ月ほどかかります。

一方で、土地の条件や売り出し方によっては、1年以上かかることもあるようです。
売却期間が長引いてしまうような売れにくい土地は、状況に応じて適切な対策を取ることが必要です。

□土地を売るのに適した時期とは？

土地の売却時期について考える上で、税金と集客の2点が重要です。

＊税金について

土地の売却時に応じて譲渡所得が発生し、それに課される税金があります。
税率は保有期間によって違いがあるため、土地を売却するタイミングによって税率が異なります。
土地を売却する年の1月1日時点での保有期間を指し、もう少しで短期保有から長期保有になりそうなタイミングかつ、譲渡所得が発生しそうな場合は売却時期を遅らせるという選択肢もあります。

そのため、保有期間を意識して売却に適したタイミングを見計らいましょう。

＊集客について

集客とは、土地検討者の数を集めることです。
土地検討者が多い時期には集客しやすく、その時期に土地を売り出すと高く早く売りやすくなります。

例えば、年明けであると年末に帰省したことで新居の購入を進められる機会が多いため、購入検討者が増えます。

また大型連休も、普段は忙しい方が本格的に物件を探し始めるタイミングでもあります。
年明けや大型連休前のタイミングを意識しながら、この時期に売り出すことをおすすめします。

□まとめ

土地を売るまでには、状況にもよりますが3カ月から6カ月かかるといわれています。
せっかく売り出した土地がより早く、高く売れるように、税金と集客の2点を重視して売却のタイミングについて考えてみてくださいね。
土地の売却に関してお悩みがある方は、ぜひ当社までご相談ください。