中古マンションを購入すると、新生活を始められる喜びからやるべきことが分からなくなってしまうこともあるかもしれません。
快適に新生活を始めるために、入居前までにしっかりと準備をしておくことはとても大切です。
本記事では入居前までにやることを紹介するので、ぜひ実践してみてくださいね。
また、中古マンションを購入した後の注意点についても解説していきます。
□中古マンションを購入してから入居前までにやることを紹介
1.新居の掃除と防カビ対策
家具など何もない状態で隅々まで掃除ができるのは、入居前のタイミングだけです。
掃除と同時にフローロングのワックスがけ、防虫・防カビ対策などもできるとより安心感が増しますよ。
2.汚れや傷の確認
引き渡しの段階で確認済みかもしれませんが、見落としがないかもう一度確認しておきましょう。
それにより、引っ越し当日や入居後に発生した汚れや傷であるのかどうかを判断できます。
3.カーテン、照明の設置
日中に引っ越しを行うのであれば当日に付けても間に合いますが、事前にカーテンと照明を設置して電気を使用し始めれば、夜でも作業ができます。
4.ごみの処理
自治体によって、特定ごみの回収は月に1回だけということもあります。
スケジュールを考えて不用品を処理していかないと、新居に不用品を持ち込んでしまうので注意しましょう。
□中古マンション購入後の注意点について
マンションに関わらず、物件の現状について確認しておくことが大切です。
具体的には、家具があった場所の不具合、前住人の残置物や異臭などです。
入居前に確認しておくことで、「契約不適合責任」が適用されやすくなりますよ。
*契約不適合責任とは
物件の種類や品質、数量などが契約内容に適していない引き渡しを行った場合に、売主が買主に対して負担する責任です。
不具合が見つかった場合には、買主は契約不適合責任によって請求できる権利を利用できます。
一方で、契約不適合責任は免責と記載がある場合には、売主がその責任を負う必要がないため、注意しておきましょう。
□まとめ
中古マンションを購入してから入居するまでには、掃除やカビ対策、汚れや傷の確認などをして、気持ちよく新生活を始められる準備をすることが大切です。
また、トラブルが発生することのないようにマンションの状況をしっかりと確認しておきましょう。
これらは入居前にしかできないことであるため、念入りに準備を進めてみてくださいね。