中古マンションの購入を検討しているけど、その流れやローンの契約などをどのように進めればよいのかイメージできていない方も多くいらっしゃるでしょう。
まずは、物件探しから入居までの流れを理解して、どのタイミングで何をするべきなのか把握することが大切です。
また、中古マンションを購入するうえで失敗しないために、注意点についても解説します。
□物件探しから入居するまでの流れ
1.物件探し
予算や立地、広さなど譲れないポイントを重視して物件探しを始めましょう。
インターネットで検索する方法や不動産仲介業者に依頼する方法があります。
2.購入申し込み
希望の物件が決まり次第、売買契約を結ぶ前に売主に購入意思を示します。
この際に、住宅ローン利用の有無、支払い方法、手付金の額などの条件が調整されます。
また、住宅ローンを利用するのであれば、金融機関による調査が行われます。
3.売買契約を結ぶ
他に購入希望者がおらず問題が無ければ、そのまま売買契約を結びます。
4.住宅ローンの本申込み
住宅ローンを利用する場合は、資金調達のために本申し込みを行います。
そして、金融機関と金銭消費賃貸契約を締結します。
5.決済・引き渡し
融資が下りたら決済し、物件が引き渡されます。
□中古マンション購入で失敗しないために
*比較検討して申し込みをする
マンション購入をする際に、勢いよく購入申し込みをした後にさらによさそうな物件が見つかり、違約金として手付金を支払うことになったというケースがあります。
手付金は物件の10パーセント程度が相場であり、高い費用が掛かります。
物件を探す際には、他のマンションと比較検討してから契約申し込みをしましょう。
*リフォームの有無や進め方について確かめておく
中古マンションを購入する際には、その物件にリフォームが必要なのかどうかを確認する必要があります。
リフォームを行う場合は、マンション購入とリフォームを同時で行うケースとマンション購入とリフォームを別で行うケースがあります。
*リフォームローンは金利が高い
マンションを購入してからリフォームを行う場合は、住宅ローンと別でリフォームローンを借りることがあります。
住宅ローンと併用できますが、リフォームローンは返済年数が短いうえに金利が高いという点に注意しておきましょう。
費用を安く抑えたい方には、リフォーム一体型ローンがおすすめです。
□まとめ
中古マンションを購入するのであれば、以下のような流れで進められます。
1.物件探し
2.購入申し込み
3.売買契約を結ぶ
4.住宅ローンの本申込み
5.決済・引き渡し
マンション購入後に後悔することのないように、注意点を押さえて物件探しを始めてみてくださいね。