選択肢が広がることから、中古マンションの購入を検討されている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
価格が安く、リノベーションによって自分好みの空間に変化できることが魅力的ですね。
一方で、中古マンション購入後に後悔されている方もいらっしゃるようです。
これから購入される方は後悔のないように、本記事で紹介する内容を参考に物件を探してみてはいかがでしょうか。
□中古マンション購入後に後悔する事例
1.隣人との相性が良くない
不動産は名前の通り動かせないため、購入した後はご近所付き合いが続きます。
特に、マンションは1つの建物を共同で管理することになるため、隣人の方との関係はより重要となります。
しかし、実際に住んでみると生活音や子供の走り回る音が気になってしまうことはよくあります。
2.旧耐震基準と知らないまま購入した
一見耐震性が高く見え、確認せずに購入されてしまう方もいらっしゃいます。
旧耐震基準によって建てられた建物は、災害時のリスクが高まるだけでなく、住宅ローン減税などの優遇を受けられないこともあります。
3.大規模修繕で費用負担を求められた
マンションは、15年から20年に一度、定期的に大規模修繕します。
その費用が賄いきれない場合には入居者が負担する必要もあるため、注意が必要です。
もし、中古マンションを購入して時間が経っていなくても、費用を求められることがあります。
□中古マンションのメリットと注意点
ここまで後悔事例について紹介しましたが、これから紹介するメリットや注意点をよく踏まえて購入を検討してみてくださいね。
*中古マンションのメリット
中古マンションは、新築よりも価格が安いという点が大きなメリットです。
また、築年数の古いマンションは立地が良く、好条件を備えた物件も豊富にあります。
新築マンションは都心部にほとんどないため、立地を優先するのであれば中古であると選択肢が広がりますよ。
*中古マンションを購入する際の注意点
一方で、中古マンションは設備が古い場合があります。
リノベーションによって新しくできるものもありますが、変えられない部分もあるため注意しましょう。
購入する際には、以下のようなポイントをチェックしましょう。
・眺望や周辺環境、日当たりといった外的環境
・建物の躯体の状態、管理状況
・管理費・修繕積立金等のランニングコスト
・どんな隣人が住んでいるか、住民層
□まとめ
中古マンションを購入して後悔された方の原因として以下の3点を挙げました。
・隣人との相性が良くない
・旧耐震基準と知らないまま購入した
・大規模修繕で費用負担を求められた
耐震基準と費用負担については事前に確認できるポイントであるため、分からない点については納得できるまで質問するようにしてくださいね。
一方で、中古マンションならではのメリットもあるため、注意点を踏まえて素敵な物件を見つけてくださいね。