査定から始まり、最後には確定申告と、土地の売却はいくつかの流れを経て完了します。
それらの流れを把握しておくことで、土地売却をスムーズに進められる可能性が高まります。
今回は、そんな土地売却の流れについて解説した後に、土地売却に必要となる書類についてもご紹介します。
□土地売却の流れを解説
土地売却は、大きく分けて以下の7ステップで進みます。
ステップ1.土地を査定する
まず最初は不動産会社に土地を査定してもらいます。
この査定額を元に、売り出し価格を決めていきます。
ステップ2.媒介契約を結ぶ
査定が終わったら、不動産会社と媒介契約を結びます。
契約の種類には、「一般媒介契約」、「専任媒介契約」、「専属専任媒介契約」の3種類があります。
ステップ3.売り出す
契約を結んだ後に、いよいよ土地を売り出します。
この際、売り出し価格を決めて、広告を出します。
ステップ4.見学対応をする
購入希望者が現れると、土地の見学対応を行います。
基本的には不動産会社が対応することになっています。
ステップ5.買い主と契約を結ぶ
土地の購入希望者が購入を希望すると、売買契約を結びます。
このタイミングで手付金などの受け渡しが行われます。
ステップ6.引き渡しを行う
売買契約を結んだ後、残りの金額をやり取りして土地の引き渡しを行います。
このタイミングで土地の所有権が購入者へと移ります。
ステップ7.確定申告をする
土地の売却に伴い利益が発生した場合は、確定申告をする必要があります。
確定申告を行う時期は、通常売却した年の翌年の2月16日から3月15日までとなっています。
□土地売却に必要な書類
土地の売却において必要となる書類とその内容、タイミングは以下の通りです。
・身分証明書(媒介契約、売買契約、引き渡し)
各契約時に必要となるので常備しておきましょう。
・測量図、境界確認書(媒介契約、売買契約、引き渡し)
土地の購入時に自宅に保管されています。
・登記済み権利証(媒介契約、売買契約、引き渡し)
こちらも市役所にて手に入ります。
・印鑑証明(売買契約、引き渡し)
印鑑証明は市役所で手に入ります。
印鑑が同時に必要になります。
・固定資産税納税通知書(売買契約、引き渡し)
市役所にて手に入れられます。
□まとめ
今回は、土地売却の流れと、土地売却に関わる必要書類の内容などについて解説しました。
土地売却の基本となる情報であるため、ぜひしっかりと理解した上で土地売却をスムーズに進められるようになりましょう。