家を建てる際には、家を建てるための「土地」が必要です。
マイホームを新築するとなると間取りやデザインにこだわりやすいですが、土地選びで失敗してしまうと理想的な家とはいえなくなってしまいます。
そのような事態を避けるために、土地探しの前に決めておくべきことやコツについて紹介します。
□ 土地を探す前に決めておくべきこと
*エリアと予算を決める
土地探しをするうえでまず、「エリア」と「土地」が重要となります。
どの地域の土地を購入したいのか、どれだけの費用を掛けられるのかを決めておきましょう。
なお、費用には土地だけでなく手数料や税金が含まれるため、注意しておきましょう。
*優先順位を決めておく
土地には一つも同じものがありません。
そのため、土地に求める優先順位をあらかじめ決めておくことが大切です。
土地を利用する目的を明確にしたうえで、叶えたい条件を絞って優先順位について考えましょう。
例)家を建てたい方
家を建てる目的:「子育てしやすい家」、「テレワークしやすい家」など
叶えたい条件:「通勤・通学に便利」、「広い平屋にしたい」、「日当たりが良くてガーデニングしやすい」など
□土地探しのコツ
1.角地・中地の特徴を理解する
多くの土地候補が出てきた場合には、その中から1つを選ぶことは難しいですよね。
土地には、角地と中地があり、それぞれに特徴があるためポイントを押さえておきましょう。
・角地
交差する2つの道路に面している土地です。
開放感があること、玄関の位置や駐車場の位置が選べることがメリットです。
一方で、価格がやや高く、地域によって人通りや車の従来がうるさく感じることがデメリットです。
・中地
三方が囲まれている土地です。
角地より安く、プライバシーを守りやすいことがメリットです。
一方で玄関や駐車場の位置が限定されており、開放感が少ないことがデメリットです。
2.現地を自分の目で確かめる
土地を買う際には、不動産会社が説明してくれます。
しかし、説明の義務があるのはハザードマップや土地の権利関係やライフラインの有無など、重要事項説明に該当する部分のみです。
昼夜平日休日の雰囲気、浸水履歴などは自分でチェックしておきましょう。
□まとめ
土地探しを始める前には、まずエリアと予算、そして優先順位を決めておくことで理想の土地を探しやすくなります。
また、気になる土地が見つかったら自分の目でしっかりと確認して、理想的な土地なのかどうかを判断しましょう。