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  3. 2021年4月10日

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マンションのリノベーションを考えている方の中には、住まいの断熱性を高めたい方もいるでしょう。
断熱性を取り入れると冬は温かく、夏は涼しく過ごせるので、快適に暮らすには重要です。
そこで今回は断熱リノベーションのレベルと優先順位を解説します。
この記事をリノベーションの際にぜひお役立てください。

□断熱リノベーションのレベルについて

断熱リノベーションをお考えの方にぜひ知っていただきたいのが、性能のレベルです。
断熱性能には大きく分けて3つのレベルがあります。
そこで今回は、それぞれのレベルの特徴について詳しく解説します。

*サッシのみの断熱リノベーション

この方法は窓のみをリノベーションするので、最も手軽で安価に行えます。
熱エネルギーはほとんど窓から逃げていくので、窓に断熱工事をするだけでも室内温度は変わります。
しかし窓だけでは不十分な場合もあるので、最低限のリノベーションとして捉えると良いでしょう。

*外気に面する窓と壁の断熱

窓のみの断熱工事のレベルを1つ上げるとするならば、外気に面する窓と壁を断熱する工事が主流です。
具体的には外側からではなく室内側に施工します。
また使用する断熱材も様々であり、それぞれ長所と短所があるのでご確認ください。

*床、壁、天井の6面の断熱

これは、先ほどの窓と壁のみの断熱からさらにレベルを上げた状態です。
6面の断熱を施工すると快適さがグッと上がります。
費用はかかりますが、光熱費が下がるので長い目で見ると非常に経済的です。

□断熱リノベーションの優先順位について

断熱リノベーションは部屋の全てにできれば良いですが、費用の関係で部分的にすることもあるでしょう。
その際は、断熱の優先順位を確認し、計画を立てましょう。
ここでは部屋ごとに窓を中心としたリノベーションを紹介します。

マンションの最上階に住んでいる方の場合は窓と天井に施すことをおすすめします。
他の部屋よりも天井が熱に影響されやすいからです。

角部屋の方は窓と壁に断熱工事を行うと良いでしょう。
他の部屋とは違って2方向が外気に面しているので、壁が熱に大きく影響されます。

1階に住んでいる方は窓と床に断熱工事を行うことをおすすめします。
直接地面に面しているため、冬場は冷えを感じる可能性があります。
床に断熱材を入れることで、快適な室温を確保できるでしょう。

□まとめ

この記事では、中古マンションの断熱リノベーションについて解説しました。
断熱リノベーションのレベルを理解して、住まいに適した方法を取り入れましょう。
上記で紹介した優先順位についても頭に入れておくことをおすすめします。
ご不明点等ございましたら当社までご連絡ください。

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