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  3. 2020年12月

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不動産の契約時に収入印紙というものが必要になります。
聞いたことはあっても、詳しく知らない人が多いのではないでしょうか。
今回は、不動産の契約時に必要な収入印紙について松本市の不動産会社が解説します。

□収入印紙って一体何?

法令上、課税文書に該当する文書を作成し、受け渡しの金額が高額である場合には印紙税を納めなければならないのですが、その際利用するのが収入印紙と呼ばれる証票です。
収入印紙とは、租税や手数料の支払いの際に書類に添付する切手のような証票のことで、不動産業界では、売買契約書や建物の建築工事請負契約書等が課税文書に該当します。
印紙税の納税額と同等の収入印紙を購入して書類に添付することで、印紙税を納税したことの証明となります。

堅苦しいイメージのある収入印紙ですね。
手に入れるために苦労すると思われる方もいるでしょう。
しかし、郵便局やコンビニなど非常に身近なところで購入できます。

□収入印紙の使い方

日常でよく目にする課税文書といえば、領収書が挙げられます。
高価なものを購入した際に、収入印紙が貼られた領収書を受け取ったことのある方もおられるのではないでしょうか。
ここでは、収入印紙を利用したことがない人に向けて、収入印紙の基本的な使い方を確認していきます。

まずは、課税文書の記載金額を確認しましょう。
その金額により印紙税額が決定します。

領収書の場合、5万円未満は非課税で、5万円以上100万円以内であれば印紙税は200円です。
請負契約に関する契約書では、1万円未満は非課税であり、1万円以上100万円以内であれば200円の印紙税がかかります。
記載金額が大きくなるほど、印紙税額も高額になります。
文書の種類や契約内容によって印紙税額は異なるので注意しましょう。

印紙税額がわかったら、収入印紙を組み合わせて必要な金額の印紙税を納めます。

契約書の印紙税は、買主が負担するのか、それとも売主が負担するのか、疑問が浮かぶのではないでしょうか。
印紙税は印紙税法上では、文書を作成した人が納税義務を負うことになっています。
不動産の売買契約書の場合、売買契約書は売主と買主の両者によって作成されるため、原則として双方が印紙税を負担することになります。
ただし売主と買主間の特約で、どちらか一方が印紙税を負担するという合意があればそれが有効となります。

□まとめ

今回は、不動産の契約時に必要になる収入印紙について解説しました。
法律も絡んでくるので難しい話になりますが、少しでも理解の手助けになれば幸いです。
不動産関係でわからないことがあれば、松本市の不動産会社である当社まで気軽にご相談ください。

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不動産のような大きな財を売却する時は、大きな不安が伴うことと思います。
そんな不安を少しでも解消するために、ここでは松本市の業者が土地の売却手順やその際の注意点について紹介します。

□土地を売却する際の手順とは

ここでは、土地を売却する際の手順について見ていきます。
一度流れを把握しておくことで、実際に土地の売却を始める際にスムーズに手続きを進められるでしょう。

土地を売却する際に最初に行うべきことは、売却する土地について詳細な情報を得るということです。
売却しようとしている土地は住居専用地域なのかそれとも商業地域なのか、またいくらが適正価格であるかを調査しておくと良いでしょう。
「国土交通省地価公示」で大まかな土地価格を調べることができるので、参考にしてみてください。
他にも、「不動産取引価格情報検索」や「全国地価マップ」で土地価格を調べられます。

売却する土地の適正価格や情報を理解したうえで、信頼できる不動産会社に依頼をしましょう。
売主が土地の適正価格を把握していれば、不動産会社との話し合いがスムーズに進みます。
最初に、土地について詳細な情報を得るのはこのためです。
話し合いで価格設定に納得がいけば、媒介契約書を交わします。

媒介契約書を結んだら、不動産会社に土地の売却活動を開始してもらいましょう。
「レインズ」と呼ばれる不動産会社のネットワークに、土地の売却情報が掲載されることになります。
そのサイトを通じ、購入したい人と見事マッチングすれば土地の売買契約書を締結します。
その際に必要な専門的な手続きは、不動産会社が行ってくれるので安心ですね。

手続きが終わると、土地の購入者から銀行口座に代金が振り込まれます。
入金を確認して、ようやく取引の終了です。

□土地を売却する際の注意点とは

土地を売却する際はさまざまな資料が必要になるので、余裕を持って資料を集めておきましょう。
必要な書類とは、権利者であることを公的に証明する「権利証」や「登記識別情報通知書」、土地取得時の契約書などです。

また、隣地や道路との境界を確認しておく必要もあります。
まず、隣接地との境界が測量された「確定測量図」を保有しているかを確認し、次に隣地との境界に境界標があるかを確認しましょう。
境界標がない場合は、測量を行って復元する必要があるケースもあります。
境界に関するトラブルを防ぐためには、これらの手続きを怠らず慎重に行うことが大切です。

□まとめ

今回は、土地を売却する手順とその際の注意点を紹介しました。
一度手順を把握しておくことで、実際に売却する時に手続きがスムーズに進むのではないでしょうか。
今回の記事が、土地売却時の参考になれば幸いです。

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中古のマンションを購入し、リフォームをするという選択肢をとる方は多いです。
それは中古マンションを買うことで得られるメリットがあるからです。
今回は、中古マンションを買うメリットと、マンションをリノベーションする際のポイントについてご紹介します。

□マンションを中古で買うメリットとは?

中古マンションを買うメリットは大きく分けて3つあります。
以下で順にご紹介していきます。

*リーズナブルな価格

まず挙げられるメリットとして、新築と比べて価格を抑えられるメリットがあります。
築10年前後の場合、新築のマンションを購入する際の7~8割程度の価格で購入できるでしょう。
築10年程度だと比較的に設備は新しいので、壁紙を張り替えたりクリーニングしたりするだけで、十分綺麗な住宅を価格を抑えて購入できるのでおすすめです。
築20年ともなると、設備が古くなっていたり、修繕する箇所が多かったりして多額の費用がかかってしまう可能性があるので、事前にしっかりと調べておいた方が良いでしょう。
*幅広い選択肢がある
新築マンションに住みたい場合は数に限りがあります。
特に、このエリアは譲れないなどの条件がある場合はマンションが1~2件しかないなんてこともしばしばあります。
新築マンションと中古マンションの数の差は歴然なので一度同じエリアで検索してみてください。

*マンションの現状を知ってから購入できる

マンションの資産価値はマンションに住んでいる人によって変わることがあります。
新築マンションを購入する場合はこの部分に関して、購入してからでないと知れないので大きなリスクとなります。
しかし、中古の場合は当然ながら既に人が住んでいるので、どのような人々が住んでいるのか確認した上で購入できます。
中古でマンションを買うメリットについてご紹介しました。
日本では新築に対する憧れが強い方が多いですが、中古にも様々なメリットがあるので、新しい住まいをお探しの方は是非一度中古も検討してみてください。

□マンションをリノベーションする際のポイント

次に、中古マンションをリノベーションする際に知っておいた方が良いポイントについてご紹介します。
これは当たり前ですが、自分の居住スペースである専有部分のみリノベーションが可能で、廊下や階段のような共有スペースについては個人の判断ではできません。
専有部分とは、ドアの内側から窓のサッシの内側までのことを指します。
そのため玄関ドアの交換やバルコニーを勝手に改造することはできないので注意しましょう。
リフォームで水回りを移動したい場合も注意しましょう。
マンションの排水管や給水管は通常床下を通っています。
配管の勾配を充分にとるために床下にスペースが必要なのですが、配管類を繋ぐパイプスペースと水回りの距離が遠すぎると勾配が取れず、水が流れなくなってしまいます。

□まとめ

中古マンションのメリットと中古マンションをリノベーションする際のポイントについてご紹介しました。
松本市で新しいお住まいをお探しの方の参考になれば幸いです。

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新しい住まいを探すときは何から始めるのか、またどのような手順で進めていけば良いのかわかりませんよね。
そこで今回は、松本市で新しいお住まいを検討中の方に向けて、中古マンションの購入の流れを紹介します。

□中古マンションを購入するまでの流れ

*購入計画を立ててから仲介会社を選ぶ

まずは、不動産の購入計画から始めます。
予算や場所を家族の価値観と一致させたり、場所や広さを選んだりといった段階です。
なぜ物件検索サイトで探し始める前にこのようなことを決めるのかというと、目移りしすぎることを防ぐためです。
一定の基準を設けてふるいにかけないと、一向に決められなくなってしまうでしょう。
大体の方向性が決まったら物件探しに入るのですが、物件探しの前に不動産仲介会社選びを先にすることをおすすめします。
会社によって顧客寄りの視点なのか、いかに報酬の高い物件を素早くさばいていくかを重視する会社なのかといった違いがあるからです。
ご自分に合ったより良い会社を選びましょう。
では、その「より良い」はどこで判断すれば良いのでしょうか。
知名度や規模で決めるのではなく、これまでの実績などを参考にして誠実性とノウハウで判断しましょう。

*物件を探して内見する

計画と仲介会社が決まったらようやく物件探しの開始です。
気になる物件が見つかれば次は物件の見学をしましょう。
ここで見るべきポイントは、耐震性やコンクリートの状況、近隣住民、周辺環境などといった、お金を払っても変えられないところに着目することです。
室内や間取りなど、お金を払って変えられる部分ばかりに魅力を感じて購入した場合、お金で変えられない問題を見つけて後悔してしまうでしょう。
見学後、購入希望となれば買付証明書を提出し、同時に事前審査の手続きに入っていきます。
事前審査とは正式にローンを申し込む前に、金融機関が最小限の情報で短期間に行う審査です。
このような段階になる前にしっかりと細かな部分まで確認しておきましょう。

*不動産売買契約・引き渡し

事前審査を通過したらいよいよ不動産売買契約です。
この時に手付金を支払うなど、色々すべきことがあるのであらかじめ確認しておくことが重要です。
そして、住宅ローンを契約してようやく決済・引き渡しが行われて完了になります。

□まとめ

今回は簡潔に不動産を購入するまでの流れを紹介しました。
思ったよりもシンプルだったと思う人が多いのではないでしょうか。
もちろん、さらに細かく見ていくともう少し複雑な部分もあります。
しかし、購入の際には不動産会社が一生懸命にサポートをするので、お困りの際は安心してご相談ください。

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マイホームを購入する際、多くの方はローンを組むと思いますが、住宅ローンには様々な商品があり選択肢が多いので、利用者は迷ってしまうのではないでしょうか。
数多くある住宅ローンの中で、今回はフラット35という住宅ローンを紹介していきます。

□フラット35とは?

フラット35は、全国300以上の金融機関が住宅金融支援機構と提携して行う「全期間固定金利住宅ローン」です。
住宅支援機構とは「安定的な資金供給を支援し、住生活向上への貢献をめざす」ことを目的とした、財務省が所管する独立行政法人機関になります。
フラット35には、様々なメリットがあるので人気があります。
では一体どのようなメリットがあるのでしょうか。
最大のメリットとして、長期固定金利であることが挙げられます。
一般的なローンでは、5年や10年といった一定期間のみ固定金利で、その後は変動金利に変わったり、高い利率の固定金利に移行したりします。
しかし、フラット35の場合は35年間変わらず金利が固定されているため、金利の上昇リスクが気にならないので安心できるでしょう。
また、保証料や繰上返済手数料が無料になるというメリットもあります。
金融機関によっては、繰上返済をした際に多額の手数料がかかる場合もあるのでとても大きなメリットと言えるでしょう。

□中古マンションでフラット35を利用するなら適合証明書が必要

中古マンションの購入でフラット35を利用するには、「適合証明書」が必要になります。
これは何かというと、フラット35で設定している技術基準をクリアしているのかを証明するものです。
中古マンションの適合証明書を取得するためには、適合証明検査機関または適合証明技術者へ物件検査を依頼しましょう。
中古マンションは新築住宅や注文住宅とは違って、設計時・中間検査時・竣工時のような進行に応じた検査ができません。
そのため、設計図書や登記事項証明書などを確認する「書類審査」と、現地を訪問し目視などで確認する「現地調査」により物件検査を行います。
検査が終わったら約2週間後に適合証明書が交付されます。
交付には物件審査手数料が必要なので注意しましょう。
中古マンションであっても、一定の条件を満たしている物件は物件調査を省略することも可能なので、気になる方は是非一度ご自身で調べてみて下さい。

□まとめ

今回は、フラット35について紹介しました。
フラット35には様々なメリットがあるので、これからローンを組まれる方はぜひ参考にしてみてください。
松本市で住まいをお探しの方の参考になれば幸いです。

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