中古マンションを購入しようとお考えの方にとってマンションの価格の推移は気になるところですよね。
松本市の不動産会社が中古マンションの価格について解説します。
□中古マンションの価格はコロナでどう変化したのか
不動産の価格は、景気に左右されます。
アベノミクスによって日本の景気は安定し、長年の念願であった東京オリンピックの誘致にも成功した事もあって不動産の価格は順調に伸びていました。
ところが、コロナウイルスが襲来し、その影響で国内中古マンションの成約件数は一時大幅に落ち込み、価格も同時に下がりました。
ただし、中古マンション市場では一部回復の兆しが見られているので、今後どうなるのか注目していきたいところです。
□マンションの価格を左右する要因とは
マンションの価格を左右する要因とは一体何なのでしょうか。
最も重要なのは築年数です。
一般的には築5年以内の比較的新しい物件から10年以内のものになると需要が高まるので価格は上昇します。
築15年以上の物件となると管理費や修繕費が高くかかる可能性を危惧して買い手が減るので価格は下がりやすいですね。
また、地域によってマンションの価格は変わったり、変動の幅にも差があったりします。
ブランド力のある港区や都心の中央区や千代田区、他にも再開発が進んでいる地域や利便性が高まっている地域は、住宅需要が高いので今後も値上がりをしていくでしょう。
開発が進んでいないが今後利便性が高まっていく地域は、安く購入ができて価値が上昇していくので資産運用という点で活用ができるでしょう。
そのほか、最近では日本の抱える大きな問題の1つとして人口減少があります。
人口が減ることで家を買う人が少なくなっていき需要が減るので、人口が集中し続けるエリア以外はおのずと価格が減少していくのではないでしょうか。
需要と供給の点でいうと、投資も不動産の価格を左右します。
投資家は、不動産の売買によって利益を出すために、安い時に買って高くなった時に売ろうとします。
オリンピックや新幹線の開通などがあると分かると、投資家は一気に不動産を買い、タイミングを見計らって一斉に売り出します。
その際に、供給過多による価格競争が起こり、価格が下落する可能性があるでしょう。
□まとめ
今回は、中古マンションの価格はコロナによる影響を受けたのか、中古マンションの価格を左右する要因について紹介しました。
マンションを購入する際に今回の記事を参考にしてみてください。