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  3. 2020年11月14日

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新しく一戸建てを検討する際に、新築住宅か中古住宅のどちらにするか悩まれる方も多いのではないでしょうか。
日本ではまだまだ新築の人気が高いですが、中古住宅にも魅力的な点があります。
そこで中古住宅のメリットとデメリットを併せてご紹介します。

□中古住宅を購入するメリットとデメリットとは?

1つ目のメリットは価格が新築よりも比較的安いことです。
例えば、築年数が15年の中古住宅は、原価法という査定方法で査定すると3分の1ほどの値段になる可能性があります。
このように、中古住宅は価格が抑えられるため、新築では手の届かないような物件も手に入れやすくなるでしょう。

2つ目は、良い立地の物件が手に入りやすいことです。
既にたくさんの家が建てられている状態で土地を探す新築と違って、中古住宅はまだ家が少ない時期に建てられているものも多いでしょう。
そのため立地の良い物件が多くなる傾向にあります。

また、実際の建物を最初から確認できることもメリットと言えるでしょう。
新築の場合は完成予想図やモデルルームを参考にしますが、実際に建物を確認できるのは完成後になります。
一方で中古物件は、最初から実際に建物を確認できることで、日当たりや周囲の街並みの雰囲気などがわかるため、住んだときのイメージがつかみやすいでしょう。

次にデメリットをご紹介します。

1つ目は、老朽化している可能性があることです。
築年数がかなり経っており、修繕も十分にされていない場合は、多額の修繕費がかかる恐れがあるため、注意してください。

2つ目は、住宅ローン審査が厳しいことです。
新築と違い、中古住宅の場合は価格と価値が釣り合っていない場合があります。
そのため、金融機関が担保設定する際に、価値が低く見積もられて借入希望額に届かなくなる可能性があるでしょう。

□中古住宅を購入する際に注意するポイントとは?

中古住宅のメリットとデメリットについてご紹介してきました。
最後に中古住宅を購入する際に注意するポイントをご紹介します。

まず確認したいのは耐震性です。
建築確認済証の交付された日 が1981年6月1日以降か確認しましょう。
1981年に建築基準法が改正され、より耐震性能の高い家を建てることを定める新耐震基準が設けられました。
しかし、1981年以前に建てられた古い建物などは新耐震基準を満たしていないものがまだまだ多くあります。
新耐震基準は旧耐震基準よりも、安全面や税制上の優遇などの点から考えてもメリットがあるため、1981年以降に建てられたものであるかを確認してみてください。

□まとめ

当記事では中古住宅のメリットとデメリット、中古住宅購入の際の注意点について紹介しました。
松本市にお住まいで中古住宅の購入を検討中の方の参考になれば幸いです。

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