現在、中古マンションの契約をお考えの方はおられるでしょうか。
中古マンションを契約する際には、注意しなければならない点がいくつかあります。
このような注意点を知っておくことで、トラブルを未然に防げるでしょう。
そこで今回は、中古マンションを契約する際の注意点について松本市の専門業者が詳しく解説します。
□マンション契約に必要な金額や書類の確認は入念に
一般的に、中古マンションの契約は売主・買主・仲介役の不動産会社の3者間で行われます。
契約の際は、買主が売主に手付金を売買代金の一部として支払うことで正式な締結とされます。
そのため、手付の種類や金額を前もってきちんと理解しておくことが非常に重要です。
また、仲介手数料は決済時に一気に支払う場合と契約時と決済時に分けて支払う場合があります。
仲介手数料の支払い方に関しても、契約の際に確認しておくことをおすすめします。
さらに、「重要事項説明書」や「付帯設備表」などの読み合わせにもしっかりと確認して、少しでも疑問に思った点は解決しておきましょう。
このように、契約の際に契約に必要な金額や書類の内容をきちんと理解して、すべて納得したうえで契約しましょう。
□災害のリスク確認も重要なポイント
地震大国と言われる日本において特に重要なのが、地震や洪水などの災害のリスクをきちんと意識しておくことです。
物件購入は一生に一度の買い物になることも多いため、立地や内装だけではなく災害のリスクを意識して安心できる物件を選ぶと良いでしょう。
その地域の災害リスクを確認するためには、不動産会社から配布される書類の中に含まれているハザードマップを見ましょう。
しかし、災害リスクと一言で言っても、地震や洪水、津波などさまざまな災害がありますよね。
その中で特に重要度が高いポイントを2つ紹介します。
*耐震基準
耐震基準は1981年6月1日に刷新されており、この日以降に建築確認された建物には新耐震基準が適用されています。
そのため、耐震基準が気になる方は1981年以降に建築が決定した物件かどうかを確認すると良いでしょう。
*高い海抜の部屋を選ぶ
洪水や津波などの水害のリスクを考慮すると、同じマンションでもより上の階の部屋に住むことで水害へのリスク対策が可能です。
上述したハザードマップの確認に加えて、海抜の高い部屋の選択と耐震基準の確認をしましょう。
万が一の場合の避難経路の確認などをしておくと安心です。
□まとめ
今回は、中古マンションを契約する際の注意点について松本市の専門業者が詳しく解説しました。
細かいポイントではありますが、今回の説明を参考に、注意しながら中古マンションの契約を進めるようにしましょう。