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「塩尻市で中古住宅を購入するつもりだが、少しでも費用を抑えられないのかな?」
「住宅ローン控除という言葉を聞いたことがあるけれど、中古住宅の購入の際も利用できるのかな?」
など、中古住宅における費用を抑える方法について、疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、中古住宅における住宅ローン控除について、ご紹介します。

□住宅ローン控除とは

*どのような制度か

住宅を購入する際、住宅ローンを利用される方がほとんどでしょう。
そこで、国民の生活が苦しいものにならないように「住宅ローン減税制度」というものが設けられました。
その制度の中に含まれる1つが、住宅ローン控除です。
具体的には、毎年ローン残高の1パーセントの金額が、10年間所得税から控除されるという仕組みです。
例えば、3000万円ローン残高があれば、その年は30万円の控除が受けられます。

*申請方法

控除を受けるためには、住宅を購入した翌年の確定申告を行います。
確定申告の期間に、税務署に必要書類を持っていきましょう。
購入者が給与所得者ならば、2年目からはローンの残高証明書を勤め先に提出することで、控除が受けられます。

□住宅ローン控除を受けるための条件

条件は新築の建物と中古の建物の共通条件と、それぞれが満たすべき条件の3つに分けられます。
以下では、中古住宅に関わる条件を挙げていきます。

*新築住宅・中古住宅に共通する条件

・床面積が50平方メートル以上であること
・自ら居住する住宅であること
・住宅を取得した日から6カ月以内に住み始め、その年の12月31日まで継続して居住すること
・借入期間が10年以上の住宅ローンであること
・控除を受ける年の年収が3000万円以下であること

*中古住宅における条件

・築年数が定められている年数以下であること
「耐火建築物」と呼ばれる鉄筋コンクリートなどで建てられている住宅の場合は、築25年以内。
その他の、木などで建てられた住宅の場合は、築20年以内。
・耐震基準適合証明書を取得すること
・住宅性能評価書(耐震等級1以上)を取得すること
・既存住宅売買瑕疵保険に加入すること

□まとめ

今回は、中古住宅における住宅ローン控除について、ご紹介しました。

たった1パーセントと思われるかもしれません。
しかし全体の額が大きい分、無視できない金額の税金が免除される可能性があります。
住宅ローン控除に関わる条件をしっかり確認して、少しでも費用を抑えましょう。

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「塩尻市で中古住宅を購入しようと考えているけれど、契約までの流れが難しそうでよくわからない。」
「中古の物件探しを本格的に始める前に、購入までのおおまかな流れについて教えてほしい。」
など、注文住宅を購入する際の手順について、疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、中古住宅の購入における流れについて、ご紹介します。

□契約前の準備

*中古住宅購入の申し込みをする

購入申込書と呼ばれる用紙に、購入において希望する条件を書いた上で、署名・捺印をして売主に提出します。
希望する条件として、価格や引き渡しの時期などが交渉できます。
一般的に、購入申込書は不動産会社が準備します。

*契約日などの調整を行う

購入の申し込みを行った後、基本的に約1週間から10日後くらいに契約日が設定されます。

*売買契約書と重要事項確認書

契約を結ぶまでは法的な拘束はないため、売買契約の準備を始めた相手に迷惑が掛かりますが、キャンセルできます。
一方で契約した後にキャンセルする場合は、契約時に払う手付金は返金されません。
そのため、契約前に売買契約書と重要事項確認書に記載されている内容に、納得できるかを確認しましょう。

□売買契約

*売買契約を結ぶ

重要事項説明を受けてから、契約へと進みます。
契約に納得できれば、売買契約書に署名・捺印を行い、契約が完了です。
押印をする際、認印ではなく実印が必要な場合があるため、注意が必要です。

*住宅ローンの申し込み書類の準備

中古住宅を購入するために、住宅ローンを利用される方は、申し込みの準備を行います。
基本的には売買契約日に行われますが、事前に行う場合もあります。

□契約から引き渡しまで

*住宅ローンの申し込み

契約時に準備した書類やその他の必要書類を持って、金融機関に申し込みに行きます。
不動産会社が代行して提出を行ってくれる場合や、金融機関によっては郵送で書類を提出する場合もあります。

*司法書士に必要書類を送る

中古住宅の売買においては、所有権移転の登記と抵当権に関わる登記を行う必要があります。
登記の作業は、司法書士に依頼することが一般的です。
登記に必要な書類を司法書士に送りましょう。

*引き渡し

基本的に引き渡しは、支払いなどで大きな金額を扱うため、銀行などの金融機関で行います。
残金の支払いを済ませ、登記手続きに必要な書類に署名・捺印します。
以上で引き渡しは完了です。

□まとめ

今回は、中古住宅の購入における流れについて、ご紹介しました。
購入における流れを先に知っておくことで、スムーズに契約や購入が進みます。
ぜひ、今回の記事を参考にしてみてください。

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「中古住宅を購入したいけど、失敗しないか不安」
「中古住宅を購入する上で、あらかじめ失敗した事例について知っておきたい!」

このようにお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
住宅の購入は決して安い買い物ではないため、慎重に進めていきたいものですよね。
そのため、失敗事例を知っておきたいという方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、中古住宅を購入する上での失敗事例についてご紹介します!

□業者の営業トークにのせられて不本意な物件を契約

「今契約しないと他の人にとられてしまいます」
などと言って契約を急かしてくるような業者は、購入をやめられることを恐れてできるだけ早く契約を結ばせようとしているのです。
このような業者は、自分勝手でこちら側のことを考えてくれていませんよね。
その物件が本当に探している条件に合っているのか、焦らず冷静に判断することが大切です。

□近隣住民とうまくいかない

いくら理想の家を購入できても、近隣住民とうまくいかなければ、最悪の場合は引っ越さなければならなくなってしまいます。
そのため、あらかじめ現地の雰囲気や近隣住民の様子を確認しておくことがおすすめです。
契約前の見学は、どうしても建物と敷地だけに目がいってしまいますが、周辺の環境をしっかりと見ておくことも大切です。

□激安な物件を買っても結局高くなる

コストを気にするあまり、激安な物件を買って、あとから耐震工事やリフォームでお金がかかり、結局予算オーバーになってしまうこともあります。
築年数が長い物件であれば、雨漏りや床鳴りなど、住み始めてから気が付くこともあります。
たとえその物件がリフォーム済みであっても、築年数が長い物件は診断士に頼んで建物検査してもらうのがおすすめです。

□業者選びが大切

中古住宅の購入を成功させるために最も大切なのは、業者選びです。
いくら理想の物件のイメージがあっても、依頼した業者が実現してくれなければ意味がありません。
対応は丁寧か、こちら側の考えをしっかりと聞いてくれるかなど、担当者とのコミュニケーションの中でいい業者かどうかを見極めましょう。

□まとめ

今回は、中古住宅を購入する際の失敗事例についてご紹介しました。
失敗事例をしっかりと頭に入れて、納得できる家の購入を実現させてくださいね。
そのためにも、まずは信頼できる業者に相談することが大切です。
当社では、松本市での中古住宅の購入をお手伝いいたします。
ご相談、ご質問など、お気軽にご連絡ください。

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