不動産を「売ろう・買おう」と思っている方は注意すべきことが非常に多くあります。今回は失敗しないための不動産契約の際の注意すべきポイントについてお話させていただきます。
■物件探しの時
物件の見に行っているときは必ず「天井を見る」ようにしましょう。シミは過去に雨漏りなどがあった証拠です。確認しないまま住み始めると台風の際に雨漏りと格闘しなければいけません。
「収納スペース」も確認の重要なポイントです。収納スペースはカビの発生源なので注意するようにしましょう。
周りの環境も気にすべきポイントです。例えば、1Fがコンビニだと便利に思うかもしれませんが、深夜の騒音がうるさいかもしれません。深夜に物件を見るわけにはいかないので、周りの環境から夜はどうなのかなどを想像しましょう。
ガスと電気もチェックしましょう。プロパンか都市ガスのどちらが安いかというと確実に「都市ガス」です。ガスは毎月払わなければいけないので細かいかもしれませんが確認すべきポイントです。また、電気は物件が契約しているアンペア値を確認しましょう。アンペアブレーカーの上に書かれています。
■契約書を交わす時
不動産の売買は大きなお金が動くので、「不動産売買契約書」を用いて契約を取り交わすことが一般的です。この書類には冬季登録に基づいた売買物件の情報や瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)について書かれています。見落としの内容に細かいところまでチェックするようにしましょう。
■引き渡し準備時
契約を締結した後は売り主は引き渡し日までに「所有権移転登記の準備」や「土地の実測」などの手続きをすぐに行わなければいけません。売却する不動産に抵当権がつけられている場合は抹消の手続きを行いましょう。その後現地確認も行います。売る物件に住んでいる場合は引き渡しまでにかならず退去を終えなければいけません。
■まとめ
今回は物件の下見の際と契約の際の注意すべきポイントについてお話させていただきました。
2017年10月07日(土)