住まいを売ることは人生で何度も経験することではありません。多くの場合は不動産会社と交渉することになるでしょう。しかし、こちらは素人ですが、向こうは不動産売買のプロです。何も知識がない状態では安く買いたたかれてしまうかもしれません。基礎知識や全体の流れを知っておくことで落ち着いて行動することができます。今回は住まいを売るときの流れの後半についてお話させていただきます。
5.不動産を売り出す
媒介契約を結んだあとは、不動産を売り出します。売り出し価格は後の売却活動に大きく影響する非常に重要な要素です。自分の希望売却価格はもちろん、不動産会社の査定価格や周りの家の売却事例などを基に決めましょう。
6.購入希望者との交渉
購入希望者が出てきたら、売却条件を交渉します。価格の条件だけでなく、その他の条件についても話し合うようにしましょう
7.情報の開示
契約を結ぶ前に、物件に関する情報を正確に相手に提供します。ここをおろそかにすると、契約が締結した後のトラブルが起こりがちです。物件に欠陥がある場合は先に正直に伝えましょう。
8.買い主と売買契約を結ぶ
売買契約を結ぶ際に一般的には物件価格の1~2割程度の手付金を受け取ります。
向こうが相手の都合で契約を破棄する場合、手付金はあなたのものになります。逆にあなたの都合で契約を破棄する際は手付金の2倍を相手に支払わなければなりません。しっかりと契約内容を確認しましょう。
9.不動産の引き渡し
代金を受け取るのと同時に登記申請を行います。細かな部分であっても買い主と現地立ち合いを行って十分確認しましょう。また、税務申告も忘れてはいけません。引き渡しまでは様々な準備をしなければいけません。専門家に依頼する際には準備を行って整理しておきましょう。分からないところがあれば、不動産会社に連絡すれば相談に乗ってくれます。
■最後に
不動産売買は早め早めに準備を行うことが大切です。ほとんどの場合はかなり前から決まっている事だと思うので、不動産を売るという事が確定してから余裕をもって早めに準備しておくようにしましょう。
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2017年09月19日(火)
不動産を売るときの基本的な流れ|後編
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