家をきれいにしたり、より快適に過ごせるようにする手段として挙げられるのが、リノベーションとリフォームですが、具体的にどういった違いがあるのかご存知でしょうか?
まず、リフォームについてですが、リフォームには古くなったものを元に戻すといった意味があります。ですので、基本的には壊れていたり、汚れていたり、老朽化したりしている部分を直したり、きれいにしたり、新しくしたりすることをリフォームと言います。具体的には、外壁の塗り直しや、キッチンの設備の変更、壁紙の張り替えなどが挙げられます。
一方で、リノベーションは、今あるものや建物に対して大規模な工事を行うことで、新築以上のものにしたり、性能や価値を高めたりすることを指します。
具体的には、日当たりを良くしたり、耐久性や耐震性を高めるために壁の補修を行ったり、壁を取り払ったりといったことが挙げられます。
リノベーションはリフォームとは違い、デザイン性も重視しているので、海外のようなおしゃれな雰囲気を演出したりすることができ、住む人の好みのデザインを取り入れられるといった点も大きな特徴として挙げられます。
そして、決定的な両者の違いは、工事の規模の大きさです。
例えば、壁紙の張り替えといった、規模の小さい工事はリフォームに分類されることが多く、壁を取り払うといった、規模の大きな工事はリノベーションに分類されます。
また、リノベーションは自分の好みの間取りやデザインを取り入れられるため、安い物件を買って、リノベーションすることで新築のように、かつ、自分好みのデザインの家にするといったことをする方もいらっしゃいます。
もちろん新築でも自分の好みを取り入れることはできますが、その分コストがかかるといったデメリットもございます。
しかしリノベーションなら、既存の建物を活かしながら改良することができるので、自分好みの住宅を手に入れることができ、それでいて新築を買うのと同等、むしろそれより低い費用で済む場合もあります。
リフォームとリノベーション、どちらを行うかは金銭的な問題や好み次第ですが、もし現在お住まいの住宅に不満やこうしたいというような願望がございましたら、ぜひ一度相談してみてください。
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2016年10月24日(月)
リフォームとリノベーションの違い
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