住居用の住宅を購入する際の一つの選択肢として、中古住宅の物件が挙げられるのではないでしょうか?
リノベーションの費用を含めても、新築を買うよりも安く、かつ快適に住むことができるということで、選択肢として入れる方も多いでしょう。
そして、住宅を購入するほとんどの方が、購入した住宅の資産価値について心配されています。
ですので、今回はその住宅の資産価値について書いていきます。
大きく分けると住宅は「土地」と「建物」で構成されています。
ですので、住宅の資産価値もこの二つの影響を受けることになります。
それぞれについて見ていきましょう。
まず「土地」における資産価値ですが、これは景気・経済動向に大きく左右されます。
また、その地域の環境変化により大きく変動することがあります。例えば、都市計画の変更、まちづくりの方針の変更などにより、影響を受けることがあるでしょう。
土地の価格が安い時に買い、高い時に売ることができれば、実際に築年数が経っているにもかかわらず、買った値段より高い価格で売れることもありますし、その逆もあり得るので注意が必要です。
次に「建物」における資産価値ですが、こちらは土地とは違いある程度の計算がたちます。
具体的には、新築した時に一番価値が高く、建物が古くなるに従って資産価値も下がります。
ただ、その下がり方は一定ではなく一般的に以下の法則に従って下落していきます。
新築から5年は急激に価値が下がり、
6~10年で少しそれが緩やかになり、11年目以降はさらに緩やかになります。そして、15年以降はそれほど下がりません。
もちろん、例外はありますが一般的には上記のフローを辿っていきます。
ですので、中古住宅を購入する際には 上築5年を超えた物件、それもできれば10年を超えた物件が有利であると言えますね。
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2016年10月06日(木)
中古住宅を買うにあたり意識しておくべきポイント〜part1〜
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