住宅ローンを組むには、必ず審査を受けなければなりません。
審査をして、その人が本当に借入額を全額返済する力があるかということを判断するのです。
何千万という金額の話ですので、その審査も簡単なものではありません。
審査にはさまざまな書類の提出が求められますが、書類の種類によって取り寄せる場所が違うなど時間がかかります。
したがって、事前にどのような書類が必要なのかを知っておく必要があるのです。
今回は、住宅ローン審査に必要な書類をお伝えします。
まずは本人確認ができる証明書です。
免許証、保険証、パスポート、住民票などで、審査を受ける機関によって少し異なります。
次に収入証明です。
これはお金をしっかり返していけるかを判断する重要な書類です。
借り手がどれだけの収入があるか、納税の状況などを証明するためのものですが、会社員、会社役員、自営業などで提出する書類の種類は異なります。
例えば会社員であれば源泉徴収票、住民税決定通知書または課税証明書などが必要ですし、会社役員であれば加えて会社の決算書の提出が求められるでしょう。
自営業の事業主であれば納税証明書と確定申告書が必要です。
さらに必要なものは、実際に購入する物件に関する書類です。
これは売買契約書や土地登記事項証明書、建物登記事項証明書、地積測量図の他、図面などの間取り図が分かる書類などが必要です。
要するに、どこの場所にどんな広さでどんな建物をいくらで購入するかを証明する必要があるということです。
ただし、これらは不動産会社の方で揃えることが多いですので安心して良いでしょう。
いかがでしたか?
これらはあくまでも最低限の書類ですので、追加で必要な書類が出てくることも十分に考えられるでしょう。
住宅ローンをお考えなら、審査に必要な書類をあらかじめ揃えておくとスムーズに進められるでしょう。
ただし、住民票などは3ヶ月以内に発行されたものなどの指定があることもありますので注意が必要です。
2016年08月25日(木)