住まいを買おうと決めたなら、やらなければいけないことが非常に多くあります。書類などの手続きだけでなく、入居するまでの流れを知っておくことで、行動計画が立てやすいので落ち着いて行動することができ、トラブルが少なくなります。そこで今回は基本知識と入居までの流れの後半についてお話させていただきます。
4.現地見学
良いと思った物件が見つかると、実際に現地に行って見たりモデルルームを見学したりします。その際に購入したいと思えば、もう一度周りの周辺環境や購入条件を確認しましょう。
5.資金計画
ここが一番重要なポイントといっても過言ではありません。物件が決まってから資金計画を決めるのではなく、物件探しと並行して資金計画を具体化させましょう。資金計画をきちんとしておかないと、病気になってしまった際などに払えなくなってしまうかもしれません。物件の資金以外に現金で諸経費などが必要になってくるのできっちりと試算しておきましょう。
6.購入の申し込み
不動産会社に購入の申し込みをします。
7.説明
不動産会社の宅地建物取引士から重要事項の説明を受けます。ここをうやむやにしてしまうと後でのトラブルになるので、疑問があれば質問して解決するようにすると安心です。
8.契約を結ぶ
説明を聞いて納得した場合は契約を結びます。この際、物件価格の10%~20%の手付金を支払う事になります。あなたの事情で契約破棄の場合は手付金は帰ってこないので注意してください。契約が問題なく進んだ場合は支払金の一部として補填されます。
9住宅ローン
住宅ローンには非常に多くの種類があるので、あなたに最も合ったローンを組んでください。
10.引き渡し
物件が完成した後は残りの代金を支払います。その時売り主が物件を引き渡し、登記手続きを行います。
■まとめ
上記が不動産購入の基本的な手続きです。全体的なポイントとしては常に余裕をもって行動することをオススメします。
2017年10月01日(日)
不動産を買う時の基本知識と流れ|後編
2017年09月25日(月)
不動産を買う時の基本知識と流れ|前編
住まいを買おうと決めたなら、やらなければいけないことが非常に多くあります。書類などの手続きだけでなく、入居するまでの流れを知っておくことで、行動計画が立てやすいので落ち着いて行動することができ、トラブルが少なくなります。そこで今回は基本知識と入居までの流れについてお話させていただきます。
■分譲物件と仲介物件
住まいは大幅に分けると「分譲物件」と「仲介物件」に分けることができます。どちらにするかによって購入の流れが変わります。まずはこれを確認し、違いを理解しましょう。
・分譲物件
売主の不動産会社から直接購入する物件の事です。分譲住宅などのCMを見たことがあると思います。一般的に新築マンションや大手の新築一戸建てはこの分譲物件です。
・仲介物件
売り主から依頼を受けた不動産会社を通して買う物件の事です。販売戸数の少ない一戸建てや、中古物件やこの仲介物件に当てはまります。この場合は不動産会社に仲介手数料が発生するので注意してください。
■流れ
1.条件を整理する
住みたい地域や家の種類、広さなどを整理します。この際に優先順位を決めておくようにしましょう。例えば利便性を優先するか環境を考えるか、お子様の教育を考えるなら学校などに近い場所にすることも考えなければいけません。どれか優先順位を決めておかないと家族で意見が対立した際や、お金との兼ね合いになった時に優先順位を付けておくことでスムーズに決めることができます。
2.予算を決める
住みたい場所が決まったら、希望の住まいのおおまかな相場を調べ、貯金やローンの借入可能額を確認しましょう。ローンにも様々な種類があるので自分に合ったローンを選ぶことが大切です。
3.ネットや広告、業者の紹介などから物件の情報を集めます。この際に物件の紹介を任せる業者は複数に任せるようにしましょう。
■まとめ
今回は住宅の基本的な情報と入居するまでの流れについてお話させていただきました。次回は流れの後半について説明させていただくので、ぜひ見て下さい。