前回介護リフォームを成功させるための基本的な3つのポイントをご紹介しました。
今回はトイレでの介護リフォームを成功させるための6つのポイントについてご紹介していきます。
1.扉は引き戸にしよう!
多くの住宅のトイレでは、開き戸が使用されていると思います。
しかしこの開き戸は、介護者にとって出入りの妨げになってしまいます。
ですので、自由に動けるスペースを確保するために、ドアは引き戸にしましょう。
「家の構造上難しい」「費用的に扉を変えられない」という場合は、取っ手やドアノブを握りやすいものにするといいですよ。
2.手すりをつけよう
便座に座る、便座から立つという動作はかなり負担の多い動作です。
そのため体を支えるための手すりをつけておけば、動作も簡単になりますよ。
3.和式のトイレは洋式に変えよう
昔に建てた住宅では、トイレが和式という場合もあるでしょう。
和式と洋式では、体勢に大きな違いがあり、洋式の方がかなり快適に用を足すことができます。
トイレを洋式トイレに変更するには20~40万ほどかかりますが、やっておいた方がいいでしょう。
4.忘れてはいけないヒートショック対策
ヒートショックとは、家の中の急激な温度差がもたらす身体への悪影響のことです。
トイレでは下着を下ろすだけでも体感温度は変わりますし、実際高齢者が家の中で亡くなる原因の4分の1がヒートショックによるものです。
そのため便座を温める機能や、薄型のヒーターを設置しておくなど、寒暖差を減らすようにしましょう。
5.スペースをしっかり確保しよう
車椅子で入る場合や、介助者の方も一緒にトイレに入る場合を考えて、十分なスペースを確保しておきましょう。
6.段差を無くしておこう
小さな段差でもつまずいてしまう場合があるので、出入り口は平らにしておくようにしましょう。
段差を無くすのは簡単なものだとすぐに工事ができるので、ぜひやっておきたいですね。
いかがでしたか。
トイレリフォームをする際は是非参考にしてくださいね。
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- 2017年8月20日
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2017年08月20日(日)
失敗しない!トイレの介護リフォームを成功させるための6つのポイント
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