家を建ててから10年ほど経つと、徐々に劣化症状などが出てきて、住宅をリフォームするといった人が増えてきます。
実際に、リフォームを行う理由として一番多く挙げられるのは、上記のような住宅の老朽化という理由です。
ただ、リフォームが広まったのは、戦後になってからで、それ以前はリフォームではなく、住宅の建て直しが行われていました。
戦後になってリフォームが広まり始めた理由としては、建物の耐用年数が長くなったからです。
また、リフォームすることを前提に家を建てるようになってきたため、リフォームをしやすい住宅が増えたからでもあります。
そこで、今回は戦後から現在にかけて流行しつつあるリフォームについてご紹介していきます。
そもそもリフォームのメリットとデメリットはどのようなものが挙げられるのでしょうか?
まず、メリットとしては、家そのものを壊さずに済むので、慣れ親しんだ家の面影を残したまま、設備を新しく出来るといった点が挙げられます。
建て替えとなってしまうと、以前とは全く別の家のようになってしまいますが、規模の小さいリフォームだと、機能性の高いシステムキッチンに変えたり、お風呂の床をリフォームして、滑りにくく、安全なお風呂場にするといったことを現在の家の面影を残しつつ実現することが可能になっているのです。
次のメリットとして挙げられるのは、予算や希望に合わせて、リフォームの内容を選ぶことができるという点です。
リフォームには、10万円から2000万円ほどまでと、非常に幅広い予算となっており、ほんのわずかな部分のリフォームから、家全体をリフォームするといった内容も選択できるということを意味します。
一方で、デメリットとして挙げられるのは、建物の構造によって、間取りを自由に変更出来ない可能性があるということがデメリットとして挙げられます。
リフォームは建物の基盤となる土台や柱を残しておかなければならないので、このような制限がかかってしまいます。
ですので、間取りなども変えたいという場合であれば、建て替えを検討してみるのも良いでしょう。
このように、リフォームは建て替えに比べ、手軽に行うことができ、幅広い選択肢があるというのが大きなメリットとして挙げられます。
これらのことを踏まえた上で、建て替えとリフォーム、どちらが予算や条件と合っているのかをご検討ください。
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2016年10月30日(日)