家を購入するときにもらえる給付金があるのをご存知でしょうか?
今回はその中でもすまい給付金をご紹介します。
そもそも、すまい給付金とは消費税が5%から8%に引き上げられたことに伴い作られた制度です。
土地は非課税ですが、建物は課税されます。
したがって消費税が3%引き上げられたことで住宅を購入する人の負担が増えるのです。
すまい給付金を利用することで少しでも負担を軽減しようという目的で導入されました。
では、ここからは、すまい給付金の具体的な内容を見ていきます。
まずは給付金を受けられる対象についてです。
すまい給付金は新築物件、中古物件のどちらでも受けることができます。
どちらも取得する人が自ら居住すること、床面積が50㎡以上であることなどの条件があります。
また、入っていなければならない保険なども指定されていますが、やはり新築物件より中古物件の方が条件が厳しいです。
さらに、住宅ローンを組んで購入した場合でも、直接現金を支払って購入した場合でも受けることができます。
すまい給付金がもらえるのは平成31年6月までに引っ越して住み始めた住宅で、入居から1年3ヶ月以内に申請した方が対象です。
次に給付額です。
すまい給付金の給付額は給付基礎額×持分割合によって決定されます。
給付基礎額は家を取得する方の収入額によって異なり、収入額の確認には市区町村が発行する課税証明書で確認することができます。
給付額は収入と都道府県民税の所得割額によって10万円、20万円、30万円の3段階で給付されます。
例えば収入が425万円以下、都道府県民税の所得割額が6.89万円以下の場合、給付額は最高の30万円です。
また持分割合は建物の登記事項証明書で確認できます。
いかがでしたか?
家を少しでも安く買うために、このような制度を利用しましょう。
申請には必要な書類がありますが、購入するのが新築物件なのか中古物件なのか、また本人が申請するのか代理で申請するのかによっても異なりますので注意が必要です。
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2016年08月31日(水)
すまい給付金とは?
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